【解決事例８５】兼業主婦について１１級７号の後遺障害等級を獲得し，総額で１３００万円の損害賠償金を獲得した事例。

相談者	５０代女性
後遺障害内容	腰椎骨折等
後遺障害等級	１１級７号

[裁判前]　　　　　　　　　０円

[裁判後]　　　　　　１３００万円

[増額分]　　　　　　１３００万円

交通事故の概要

被害者が宮城県仙台市内の片側２車線の道路を，宮城県仙台市街から宮城県名取市方面に向かって走行し信号機のない本件交差点を直進していたところ、交差道路を宮城県仙台市中田方面から仙台市大野田方面に向かって走行してきた加害者が，右方から来る被害者の車両の有無等を十分確認せずに右折したため，本件交通事故を起こし，被害者に重傷を負わせたもの。

交渉経過等

被害者は本件事故直後から加害者側保険会社の対応に不安を抱き，宮城県仙台市内にある当弁護士事務所を訪れ，相談した。

当弁護士事務所は，被害者にも多少の過失が認められることから，早い段階で人身傷害保険金の獲得を視野に入れて訴訟提起を前提に対応を進めた。

予定どおり，後遺障害等級の認定を受け，その後訴訟を提起した結果，総額で約１３００万円の損害賠償金を獲得した。

和解の概要は次のとおりである（金額は概算）。

項目	原告	被告	裁判所
治療費	2,000,000	2,000,000	2,000,000
入院雑費	50,000	50,000	50,000
交通費	50,000	50,000	50,000
診断書料	10,000	10,000	10,000
傷害慰謝料	1,400,000	1,000,000	1,400,000
後遺障害逸失利益	8,400,000	0	7,500,000
後遺障害慰謝料	4,200,000	3,600,000	4,200,000
損害の填補	△2,000,000	△2,000,000	△2,000,000
（合計）	14,110,000	4,710,000	13,210,000