【解決事例87】後遺障害併合14級を獲得し,交渉開始からわずか1か月余りで425万円の損害賠償金を獲得した事例。

相談者
30代女性
後遺障害内容
頚部痛,頭痛,腰部痛
後遺障害等級
併合14級

[示談前]             0円

[示談後]       425万円

[増額分]       425万円

 

交通事故の概要

相談者が宮城県仙台市内の道路を直進中,右折待ちの車両の後方で停車していたところ,後方より加害車両がノーブレーキで衝突したもの。

交渉経過等

相談者の車両は修理ができず,全損となった。相談者は相手方保険会社の初期対応に不安を感じ,仙台市内の当弁護士事務所に相談した。

相談者が相手方保険会社の初期対応に不信感や不安感を抱いていたため,1か月に1回のペースで打ち合わせを行い,病院への相談や保険会社対応への助言を行った。令和2年10月に相手方保険会社の一括対応(任意保険での支払)が打ち切られた後も病院の理解を得て健康保険での通院を続け,令和3年2月25日に症状固定,後遺障害申請の結果併合14級に認定を得た。

下記は本件示談の内容である(金額は概数)。

損害項目 相談者 相手方
 治療費 10,000 10,000
 通院交通費 70,000 70,000
 診断書料 20,000 20,000
 休業損害 1,940,000 1,000,000
 傷害慰謝料 1,200,000 1,200,000
 後遺障害逸失利益 1,400,000 850,000
 後遺障害慰謝料 1,100,000 1,100,000
 (合計) 5,740,000 4,250,000

 

所感

交通事故当初からの相手方保険会社の対応を考えると,示談交渉は難航が予想されたが,症状固定時期についての説得が功を奏し,治療費,通院交通費,休業損害,慰謝料など全体について満足のいく結果となった。

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