【解決事例96(令和5年4月17日更新)】後遺障害を残さなかった40代女性について,受任後わずか2か月で大幅増額の示談を成立させた事例

相談者
40代女性
後遺障害内容
なし
後遺障害等級

[示談前]        40万円

[示談後]       160万円

[増額分]       120万円

 

交通事故の概要

相談者が夫の運転する車に同乗し,仙台市内の信号機のある交差点で赤信号に従い停車し,信号の変わるのを待っていたところ,加害車両に衝突され,頚椎捻挫の傷害を負ったもの。

交渉経過等

加害者の加入する保険会社から治療費の支払を打ち切られた相談者は,宮城県仙台市内の当弁護士事務所に相談した。当事務所では,相談者が後遺障害を残さなかったことから,休業損害の獲得と,傷害慰謝料の増額を目標として交渉を行うこととした。加害者側保険会社の当初提案は極めて低額であり,休業損害の支払に難色を示したが,最終的にわずか2か月程度の期間で満足のいく示談となった。以下は示談内容の概要である(数字は概数)。

損害項目 相談者 加害者 示談金額
 治療費 0 600,000 600,000
 交通費 20,000 0 20,000
 休業損害 900,000 0 600,000
 傷害慰謝料 1,000,000 400,000 980,000
 既払額 0 △600,000 △600,000
 (合計) 1,920,000 400,000 1,600,000

 

所感

(所感)

本件では,兼業主婦であり,会社員として相当な収入のあった相談者について,休業損害が発生するかどうか,またその額について争いとなったが,訴訟をすることも辞さないという対応で交渉したところ,わずか2か月で休業損害を認めた形での示談となった。

(執筆者)弁護士 菅野 芳人

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